2021年06月02日

医薬品業界は上を下への大騒ぎヽ(*´∀`)ノ

さてと、久しぶりに更新するかな?

と言ったところで、今日のブログは以前のようにネーヤの薬局から始まる。本日いらしたのは、40代女性のKさん。高血圧や脂質異常症で数種類のお薬を服用中。

K「こんにちは♥はいこれ、処方箋とお薬手帳、今月初めてだから保険証も❗」
ネ「ありがとうございます(´▽`)、それではいつものお薬・・・だけじゃない!どうかしました??」

見ると、いつものお薬の処方の下には別のお薬の処方が。うーん、これってめまいのお薬だけど、お隣のDrがいつも使うお薬じゃないけど??

K「血圧とかは落ち着いているんだけど、めまいが時々あるのよ。以前、耳鼻科にかかったときに自律神経の乱れから来るめまいと言われて、お薬出してもらったの!今日はお隣の先生におねだりして同じお薬出してもらっちゃった🎵」

ちなみにその部分の処方はコチラ!

Rp)トフィソパム錠50mg「トーワ」  3錠
             分3毎食後 14日分(めまいが収まったら中止)

ネ「Kさん申し訳ない。今このお薬うちの薬局に在庫してなくて、取り寄せになっちゃうんですが💦」
K「あら、そうなの?取り寄せって言うと1週間くらいかかる??」
ネ「いや、そんなにかかりません。割にポピュラーなお薬だし、メーカーさんもメジャーなところだから明日には届くと思います。」
K「そうなんだ!取り敢えず今は落ち着いているから、明日の夕方に仕事終わってから取りに来るわね。5時くらいなら大丈夫??」
ネ「あ、それなら大丈夫です!何度も足を運んでもらってすいませんがよろしくお願いいたします。」
K「じゃあ、明日の夕方に来るからよろしくね✋」

そう言って、Kさんは出て行かれた。


と、ここでちょっとお薬の説明ね。先ずトフィソパム錠って言うのは自律神経の乱れや、更年期障害から来るめまいを改善するお薬。「トーワ」って言うのはメーカーの名前なんだけど末尾にメーカー名がついているのはジェネリック品なのね。ちなみにメーカーの正式名称は東和薬品。「トーワ」って言うのは屋号みたいなものね。どうでもいいけど先発品はグランダキシン錠って言うのね。


さてと、それじゃあ発注の電話するか!東和薬品さんならA卸ならだいたい揃っているわね💡

ネ「あ、A卸さんですか?こちらネーヤ薬局と申します、いつもお世話になっております。在庫の確認をお願いしたいのですが??」
A「はい、ネーヤ薬局様いつもお世話になっております。承ります。」
ネ「えーっと、東和薬品さんでトフィソパム錠50mg「トーワ」。最小包装は100錠ですよね?今発注したら午後の定期配送に間に合いますか?」
A「少々お待ちください。はい確かにこちらの商品の最小包装は100錠になります。ただ、この商品はメーカーから出荷規制が掛かっておりまして、取り敢えず担当者からすぐに連絡入れますので、電話を切って少々お待ちください。」
ネ「???はい、分かりました。」

取り敢えず、電話を切って待つこと数十分。うーん、担当者から連絡がないなぁ〜💧などと思っていたところ、A卸の担当者N君がご来局。そして隣には東和薬品の担当者O君が一緒に入ってきた⁉

N「お世話になります、先生先程は連絡ありがとうございました。すいませんトフィソパム錠ですが、出荷調整がかかっておりまして・・・ちょうど東和薬品さんのO君と連絡も取れましたので同行してもらいました。」
O「お世話になります。このところ日医工さんや小林化工さんさんの一件でバタバタしてしまって、なかなか顔が出せなくて申し訳ないです💦
そして、トフィソパム錠なんですがジェネリック品を作っているところが、うちと日医工さん、そして沢井さんの3社だけですので現在出荷調整がかかっておりまして、ご新規の得意先にはお断りしている状態でして・・・」

と、申し訳なさそうにするO君、そこにN君が言葉を続ける。

N「ネーヤ先生のところでは東和さんのジェネリック品をかなり採用してくださっているので、なんとか都合をつけたかったのですが、こればっかりは無理みたいで・・・一応、先発品のグランダキシン錠と、沢井さんのトフィソパム錠は1本づつ押さえておきましたが、どうしましょう?」
ネ「あ、沢井さんの方のトフィソパム錠は在庫あったのね!それじゃあ、そちらを1本午後の定期配送に回してもらえる?」
N「分かりました、回しておきます!」
O「本当に申し訳ありません、今回は新規ということで回せませんでしたが、既存の商品に関しましてはある程度確保してますので。」
ネ「まあ、仕方ないわよ💦また既存品で出荷調整がかかりそうなものがあったら早めに連絡くれる?」
N・O「はい、分かりました!今後ともよろしくお願いします!」

そう言って、お二人は頭を下げるとご退局。

と言ったところで、いつものようにながぁ〜いプロローグはここでおしまい💓

え?ここまでがプロローグ??本題に入っているんじゃなかったの???

と、叫んだ方々。あなた方はきっとネーヤのことをあまり理解できてないわね(笑)
ネーヤのブログの特色は無駄に長いお話!だからと言って、斜め読みとかすると、その無駄に長いお話の中に伏線が張ってある場合もあるから気をつけてね!ちなみに伏線なんか何もなくて、本当に無駄話のこともあるからね💓
え?なんで、そんなブログにするかですって??いつも言ってるでしょ(笑)


このブログはネーヤが書きたいことを書くブログなの!


それ以上でもそれ以下でもないからね(・∀・)ニヤニヤ

じゃあ、本題に入っていくわね。ネーヤのTwitterをフォローして見てくれている方なら分かると思うけど、最近「お薬が品薄状態!」っていうつぶやきをよく見るでしょ?
でね、こういったつぶやき、ネーヤだけでなく他の薬剤師さんなんかのつぶやきでもちょくちょく見かけるの!まあ、業界関係者ならよくわかっていると思うけど、関係者外の方はあまり良くわかってないでしょ?あ、ネーヤのブログを熟読してくださっている方々ならある程度は想像がつくかな?じゃあ、今回のブログはそれを一般の方々にわかりやすく解説するわね!

まあ、簡単に言っちゃうと・・・

日医工さんと小林化工さんが業務停止を食らっちゃっているから(^_^;)

3月4日に書いた「ジェネリック品は悪」(クリックするとそちらに飛ぶわよ!)で書いたけど、日医工さんは約1ヶ月、小林化工さんは約3ヶ月の営業停止処分を食らっちゃっているのね。
えーっと、ジェネリックメーカーって、めちゃくちゃたくさんあるし、たかが2社が数ヶ月業務停止食らったからってそんなに影響ないんじゃないの??
と思った方々。そうじゃないのよ!実際、現場では思いっきり混乱してるのね!!「事件は会議室で起こっているんじゃ・・・」いや、不謹慎だからくだらないジョークはやめておくわね(^_^;)

じゃあ、混乱している理由を一つづつ挙げていくわね。

1、不祥事を起こしたのが日医工さんだった事
一応、ジェネリック品を扱うのはたくさんのジェネリックメーカーや最近では先発メーカーでもジェネリック品を作っていたりするんだけど、日医工さんは日本では三大ジェネリックメーカーの一つなのね(あと二つは沢井薬品さんと東和薬品さん)。
一応、日医工さんの製品の中でも今回製造停止になっているのは富山工場で作っている商品だけなんだけど、それでももともとの製造量も多いし、中には日医工さんだけしか作っていないジェネリック品もあるのね。事実冒頭で出てきたトフィソパム錠は三社でしか作って医薬品でしょ?つまりその影響力は計り知れないの。あ、小林化工さんに関してはまた別な理由もあるからまた後で解説するわね!

じゃあ、次の理由。

2、問題になっているのが医薬品だという事
医薬品を使うのは当たり前なんだけど病気の人でしょ?まあ、コロナみたいに感染症なんかだったらどのくらいの人が病気になるかわからない部分もあるけど、現在使われているお薬に関しては患者数もある程度読めているし、使用するお薬の量もある程度読めるのよ。製薬メーカーさんも慈善事業団体ではなく、営利団体だからお薬の製造量も不測の事態(患者が急に増えたりとか)に備えてある程度多めに作っていたとしても、日医工さんの不祥事に関しては不測の事態を上回っちゃったわけね。
例を挙げると、例えば冒頭に出てきたトフィソパム錠。仮に1日に100万錠使用されているとするわよね?その100万錠を3社で製造してるわけなんだけど、仮に沢井製薬さんが40万錠、東和薬品さんと日医工さんが30万錠づつ販売していたとするでしょ?まあ、各社ともに不測の事態に備えて沢井製薬さんが50万錠、東和薬品さんと日医工さんが40万錠づつ製造してたとするわよね。ところがここで日医工さんの40万錠が製造できなくなってしまったのが今回の状態。もちろん、沢井製薬さん・東和薬品さん・日医工さんともにある程度の在庫は持っているだろうし、卸や病院・薬局にもある程度の在庫はあるけど、これで言うと、毎日10万錠づつ在庫が減っていくわけね(^_^;)一応、日医工さんの業務停止は1ヶ月だけど、この計算方法で行くと10日間で在庫が底をついちゃうわけね。あ、一応言っておくけどこの数字はいつものようにネーヤが考えた数字だから、実際は各メーカーさんもリスクヘッジを考えて、もう少し余裕があると思うわ。でもね、実際今の状況を考えるとそこまでの余裕はないのかもしれないわね(^_^;)

ここで・・・

え?じゃあ、他のメーカーさんが製造ラインとかを増やせばいいじゃん!!

と思った読者の方々。そんなに甘いもんじゃないのよ💧今回日医工さんや小林化工さんが問題になっているのは、製造方法を守らなかったというのもあるの。お薬の製法は厳密に決められていて、それを守らなかった場合は全てアウトなのね。例えば、お薬の原料Zを入れてから40度まで加熱してからYを加えると言うのをZとYを入れてから40度まで加熱したらそのお薬は全て使えなくなるの。
だから、製造ラインや製造量を増やすとなると、最初から厚労省に申請しなくてはならない場合があるのね。だからそんなに簡単に増やすなんていうことはできないの💥

それでは次に・・・

3、ジェネリックメーカーが周知されていないという事
先ず、業界に関係のない方に聞きたいんだけど、ジェネリックメーカーっていくつ知ってる?
沢井製薬、東和薬品さんは、TVCMをやっているから知ってるわよね。最近はニプロさんもCMしているから知っているかな?でも、他のジェネリックメーカーって知らないんじゃないかしら??
でね、一般の方がジェネリックメーカーを知らないのは仕方がないんだけど・・・医療関係者でもジェネリックメーカーに関して疎い人が多いのよ(^_^;)
まあ、ネーヤもあまり言えないけどこんなブログを書いているくらいだから、少しは詳しいのね。例えば薬剤師さんにとって有名なアムロジピン錠のジェネリック品を調べてみると・・・全部で20社以上あるのよね!この中にはネーヤですら「え?このメーカーって何??」っていうのもあるの。そのメーカー名をあげちゃうと問題になっちゃうから、下記にリンクしておいたからちょっと確認してみてね!

アムロジピン錠ジェネリック一覧

ちなみにこれは、いろいろな規格が入っているけど、5mg錠だけピックアップしても20社以上あるわよね。これにOD錠(口腔内崩壊錠)を入れたらさらに倍になるのよ。
何が言いたいかっていうと・・・薬剤師の中でもこのジェネリックメーカーを全て網羅できている薬剤師というのはかなり少ないから、日医工さんのお薬が販売停止になると、薬剤師もかなりパニクっちゃうのよ💦


そして、ここで先ほど出てきた小林化工さんの問題。えっとね・・・


小林化工さんは小林化工さんのお薬だけ作っているのではない!!!
前にも何回か説明したけど・・・ジェネリックの場合、○○錠「××」ってなっているのが殆どなのね。○○の部分は基本お薬の成分名で、××は発売のメーカー名なの。でね、この××の部分なんだけど、××はあくまでも発売メーカーで、そのお薬を作っているメーカーではないのね。
小林化工さんは自身でも発売はしているんだけど、お薬を製造して、他のメーカーに卸しているのもかなりあるのよ。で、今回の問題では小林化工さんがお薬の製造方法を守らなかったりしたから業務停止になったの。
つ・ま・り・・・他のメーカーさんに卸しているお薬も全て発売停止になったのね。だから販売していたメーカーさんもてんやわんやになっちゃったのね(^_^;)
で、これって今回の件があるまで知らない薬剤師さんも多かったの。つまり××がKN(小林化工の屋号)じゃないからウチは大丈夫!なんて甘く考えていた薬局も多かったのね。ところが、製造が小林化工だとわかった瞬間にパニックになった薬局も多かったと思うのよね(^_^;)


( `・ω・) ウーム…、好き勝手な事を書いていたらめっちゃ長くなっちゃったので、一旦ここで切るかな💧
取り敢えず、なぜパニックになったかは分かってもらえたかしら?

じゃあ、後編ではメーカーだけではなく、薬局の苦悩なんかも書くから楽しみにしててね!


と、言うことで本日はここまで✋ではでは💨
posted by ネーヤ at 00:11| Comment(0) | 営業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年03月31日

MRはどこへ消えた?


そう言えば最近MRを見ないなぁ〜


なんて思っている、医療関係者の皆様。今日はネーヤがその辺について解説しちゃうわよ☀


え?じゃあ私は医療関係者じゃないからこの辺で・・・💨


って、言いながら退出しようとしているそこのアナタ!
チョッチョッチョット待ちなさいよ💢
ネーヤが一般の方々をないがしろにするわけがないでしょ👊
ちゃんと素人の方々が読んでも面白い(多分💦)はずだから、見ていってちょうだい💓

と言ったところで、先ずはMRとは何かというところから・・・

あ、そのくらいなら知っているわよ!簡単に言うと、製薬メーカーの営業ということよね!!自分の会社の製品を医師や薬剤師なんかに売り込むのよね(´▽`)

はい、まずそこでアウト!それは昔のプロパーと呼ばれていた時代のお話ね(^_^;)
今は単純に自社の製品をPRすればいいというわけではないの。

じゃあ、もっと基礎中の基礎から説明してくわね。
MRというのは、medical representativeの頭文字をとってMR、日本語訳すると医薬情報担当者となるのね。
そのお仕事としては、お薬を正しく使ってもらうために、医師や薬剤師にお薬の有効性や安全性などの情報を伝え、また情報を収集することを目的として、決して自社のお薬を売り込むのを目的とするんじゃないの💦
でね、先ほどプロパーって言葉が出てきたでしょ?それはね、以前はMRって言葉ではなくプロパーって言われていたの。プロパーっていうのは、Propagandist(宣伝者)という言葉から略されて出てきた言葉ね!
ちなみにMRという言葉が作られたのは1993年、その後1997年からMR認定試験というのができたのね。ちなみにこのMR認定試験というのは薬剤師なんかの国家資格ではなく公益財団法人MR認定センターというところが認定する資格なの。だから、この資格が無いとMRができないわけではないけど、病院なんかではこの資格が無いと訪問禁止のところもあるし、製薬メーカーもこの資格が無いとMRとして働かせないから、殆どマストと言っても差し支えないわね。

でね、なんでMRができたかって言うと・・・あ、これは後から詳しく解説する部分が出てくるから、先に『なぜMRを見なくなったか?』という本題に入っていくわね💓

では、MRを見なくなった理由はネーヤとしては4つ挙げたいんだけど、まず最初に・・・

1、コロナ!

MRが医師や薬剤師と面会するのは薬局や診察室、大きな病院なんかだと医局でしょ?そうすると、密閉の中になるからまずいわよね!
中には部屋では面会禁止となっている官公立病院なんかもあって、医師が移動の時にその後ろをMRがついて回ったりもしたの。その際はその医師が影響力を持っている医師だと医師一人に対して何人ものMRが群がったりするの。それも人が密集になるからまずいわよね。
で、どうなったかというと、官公立なんかの病院はMRの訪問禁止にしたのね。それと同時に製薬メーカーも、訪問の自主規制も行い始めたの。どうしても用事があるときには、今ではzoomなんかを使って基本対面での面会はしなくなったのね。ちなみに、製薬メーカーの説明会や医師会や薬剤師会の勉強会なんかも最近ではリモートで行っていることも多いわねヽ(*´∀`)ノ

次に挙げられるのが・・・

2、製薬メーカーの人員削減!!

製薬メーカーが人員を減らし始めたのね。あ、これはお仕事を縮小とかではなくて、いろいろな面で効率化を図り始めたの!
元々製薬メーカーのMRっていうのは離職率や、転職率が激しい業界で、他メーカーからの引き抜きや、あまり言いたくはないけど・・・成績が悪いMRの肩たたきなんかもあったの。
でね、メーカーも効率化を図るといった意味で、自社のMRを減らして、定年を迎えたMRの再雇用や契約社員なんかを使い始めたのね。
そして、最近ではコントラクトMRなんていうのもあるのね。
コントラクトMR?って何??と思った方々。
これは、まあ平たく言えば契約社員みたいなものでMRのアウトソーシングなのね。普通の契約社員と違うのはコントラクトMRはCSO(Contract Sales Organizationの頭文字)と呼ばれる会社の社員なの。なので、アウトソーシングの内容によっては複数のメーカーに派遣されることもあるの。それだから、お仕事自体も効率化を図って、医師への面会も昔ほどは多くなくなったのねヽ(*´∀`)ノ

そして次に・・・

3、建値制の導入

今は、お薬を買うときにはスズケンやメディセオ、アルフレッサなんかの医薬品卸と呼ばれるところが決めるんだけど、昔は各製薬メーカーが値段を決めて、医師に売り込みをしていたの。ちなみにこれを使うと、「A卸なら15プロ引き、B卸なら5プロ引き」なんていうこともできてしまうのね。
ところが、1992年に建値制度が導入され、価格交渉は全て医薬品卸が行う事になって製薬メーカーは一切価格交渉には携わらなくなったのね!なので、薬価改正のときには価格交渉で訪問していた当時のプロパーも今のMRでは訪問しなくなったのも事実ヽ(*´∀`)ノ

そして最後に・・・

4、プロモーションコード!!!


プロモーションコードって?と思った方々。
ネットで検索すると『プロモーション・キャンペーンの対象者の方に特別に発行されるコード』って出てくるけど、ここではそれとは違うの(笑)飲食店なんかでドレスコードってあるでしょ?男性のお客様でノーネクタイはお断り!なんて言うのがそうよね。つまり服装規定の事を言うんだけど、MRの中にはプロモーションコードというのがあって、プロモーション活動(MR活動)を行う際に守らなくてはならない行動基準なの🚩


最初の方でなぜMRができたかというお話があったわよね?昔のプロパーと呼ばれていた時代には営業活動がめちゃくちゃだったの。
夜の繁華街に出れば何社かのプロパーや医師に出会うのは普通だし、医師の学会ともなればその医師だけでなく家族の分まで顎足持ちで、その医師が学会に出ている間は家族を観光名所に連れて行くなんていうのもあったし、贈り物もすごかったわね!お中元お歳暮は元より、医師やその家族の誕生日、その上クリスマスには医師の名前で従業員の皆様にクリスマスケーキのプレゼント!
ネーヤが知っている中では医師のピー家族を観光名所に連れて行くなんていうのもあったし、贈り物もすごかったわね!お中元お歳暮は元より、医師やその家族の誕生日、その上クリスマスには医師の名前で従業員の皆様にクリスマスケーキのプレゼント!
ネーヤが知っている中では医師のピー(自主規制)人💕のお誕生日に高級ワインをプレゼントなんていいうのもあったわ💦
ちなみに、昔『振り返れば奴がいる』っていうドラマがあったんだけど、その中で織田裕二さん演じる医師が同僚の医師に向かって、「お前だって欲しいものがあるだろ!TVとか!!メーカーの営業に言えばくれんだよ!!!」みたいなセリフがあったと思う。まあ、それが事実かどうかは別として、それを見たとき深くうなづいたMR経験者がいたわね(笑)
ちなみにぶっちゃけて言っちゃうと、プロパーと言われていたころは自分の担当病院の売り上げに対してその売り上げの○○%は経費として認められていたのよ。

でもって、製薬業界はそういった華美な接待や、贈り物はすべて禁止することにしたの。
その外にも、発売記念の粗品なんかも金銭授受に当たるということで取りやめ、ボールペンなんかの日常品にもお薬の名前を入れるのは禁止、そしてつい最近までは、勉強会なんかでお弁当なんかの差し入れは認められていたんだけど、それも禁止になったみたいね!まあ、コロナの影響で勉強会自体もリモートで行われているけどね(;^_^A
ついでに、年末年始のカレンダーも昔は患者様に配るくらいあったけど、今は作っているメーカーもないんじゃないかしら?

つまり、プロモーションコードはこういったのを規制するものなのね。このプロモーションコードができたのはMRと言う言葉を作ったのと同じ1993年。つまりこの頃から時代の流れは変わったわけね。


それではここからネーヤがクイズを出すわよ!医療関係者の皆様も一般の皆様も考えてね💓

某ジェネリックメーカーのMRのW君、とある開業医で新しく出た自社のジェネリック品を宣伝したの!それがコチラ!!

『先生!今度うちから出したジェネリック品です!ジェネリック品を出すメーカー数は10社を超えたために、先発品のA錠の薬価の40%となり、患者様の負担も軽くなります!またA錠は普通錠だけでしたが、うちでは普通錠に加えてOD錠も出します。普通錠ではA錠は直径7mmですが、うちのジェネリック品は5mmと小型化になり、非常に飲みやすいです!またOD錠はイチゴ味で非常に飲みやすくなっておりますので、こちらも小児の患者様も飲みやすくなっております。』



さて、ここで問題ですジャジャン(久しぶりの効果音)
ここで自社の宣伝をしたW君、この宣伝の仕方にはいくつかの問題点が含まれており、プロモーションコードに引っかかってしまいます。さて問題になるのはどこでしょう⁉


では、シンキングタイムの間、ネーヤのカラオケでお楽しみください♬
って、このブログの中に音を埋め込む機能はなかった💧
と、言ったところで、どこが問題か分かった?

それでは正解!
1、小型化になり非常に飲みやすい
2、イチゴ味で非常に飲みやすい
の2点です!!

その何がいけないの?事実で別にうそをついているわけじゃないじゃん!!

と思った方々。えっとね、ネーヤも皆様が考えるように思ったのよ。でもね、なぜプロモーションコードに引っかかるかと言うと・・・
1、小型化で飲みやすい!
2、イチゴ味で飲みやすい!
って、誰が決めたの?エビデンスとかないよね??それでは正しい情報を提供しているとは言えないよね???
と、言うことでこの宣伝はアウトー!💢

となるそうよ。え?誰も聞いてないから大丈夫じゃない??ですって???
ちなみに、製薬メーカーではそういった情報提供をした製薬メーカーやMRを見つけたりうわさを聞いた場合には会社に報告するように言われているそうよ。

で、ここから先は都市伝説みたいな噂になるんだけど、医師・薬剤師の中に日本製薬工業協会(通称、製薬協)から、このようなPRを受けた場合には製薬協に報告を依頼されている人間がいるらしい!と言われているわ💦

と言うことで、今日のまとめはホーのようにMRも変わっていかなくてはならない!ってことよっ!!


え?ホーって何のこと??と思った方はコメント欄で尋ねてちょうだい(笑)

それでは、本日はこれにておしまいっ💨ではでは
posted by ネーヤ at 20:49| Comment(0) | 営業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月07日

お口で溶けて手で溶けない

さてと、今年も残す所、あと2ヶ月
ぼちぼち風邪も流行り始めたし、インフルエンザもチラホラ。読者の皆様もお気をつけくださいね

で、本日は本題に入る前にネーヤの個人的なお話を一つ
今までにもブログで南三陸歌津の応援をしてきたことがあるんだけど、今回はこの応援の一つとして子供達にチロルチョコをプレゼントする企画があるのね。
え?今回は別に募金をしてとかじゃないわよ??
今回はTwitterでクリックして、リツイートするだけと言う簡単なものなの!!!それがこちら



(↑もちろんリンクしてあるわよ


せっかくだから、この後の本題に入っていく前に、こちらをポチッとしてから進んでちょうだい読者の皆様の手で溶けなかったチロルチョコが南三陸の子供達のお口の中で溶けるなんて素敵でしょ



で、ここからは今までのお話とは関係なく本題。ちょっと古いお話になっちゃうんだけど、10月半ばエーザイ株式会社のMR、いつも元気印のEさんがご来局。
E「こんにちは!お世話になります!!」
ネ「あ、こんにちはEさん。パリエットは売れてる?」
E「やだなぁ〜ネーヤさん💦いきなりテンション下げないでくださいよ💧あ、今日はお知らせがあって・・・」
そう言って、リーフレットを取り出すEさん。んーっと、どれどれ???目に入ってきたのは次の文字

エーザイ株式会社の消化器疾患領域事業と味の素製薬株式会社の統合(吸収分割)に関するお知らせ
〜国内最大級の消化器スペシャリティーファーマを目指して〜


えーっとね、これじゃあ一般の方には何の事か分からないわよね💦じゃあ、最初から説明していくわね!
先ず、今の製薬メーカーはいくつかの部署に分かれているんだけど、最近の傾向として疾患の領域別に別れている事が多いのよ。それが消化器・呼吸器・循環器とかね。メーカーによってはガン専門領域や精神科領域なんていうのもあるの。エーザイさんの場合は消化器のお薬や抗がん剤、精神科領域や循環器のお薬なんかもあるから、それぞれ専門の部署に別れていてそれぞれにMRさんもいるというわけ。
でね、味の素製薬株式会社と言うのは・・・
ん?味の素って化学調味料を作っているだけではないのよ??親会社は味の素社だけど、その子会社に製薬会社があって、それが味の素製薬って言うの。この味の素製薬さんは消化器系統のお薬が多く、一般の方でもマーズレンSなんて言うのは聞いた事があるんじゃないかしら?ネーヤからしてみると、リーバクト配合顆粒と言って、アミノ酸のお薬の方が馴染深いんだけどね。疲れたときに服用すると何か元気になるお薬
でね、このエーザイさんの消化器領域の部署と、味の素製薬さんが合併して一つの会社となるというお知らせなのね。新しい会社の名前はEAファーマ株式会社、資本はエーザイさんが60%、味の素社さんが40%。これによって、エーザイ株式会社の中からは消化器部門、それから味の素製薬株式会社が姿を消す事になるのね

ネ「へー、味の素製薬さんはなくなっちゃうんだ!リーバクトとか懐かしいけどねぇ〜」
E「はい、お薬は全て残りますが味の素製薬と言う名前はなくなりますね」

うーん・・・ネーヤはこの業界の事しか良く分からないけど、企業の合併や吸収と言うのは本当に多いわね。
前に何度かブログでも話題にしてるけど、特に6年制出身の薬剤師さんなんかは山之内製薬さんとか藤沢製薬さんとか知らないんじゃないのかな?ちなみにその二つが合併して、今のアステラス製薬さんなのよ❗それから、CMとかでも良く出てくる第一三共製薬さん、これは第一製薬と三共株式会社が合併してできた製薬メーカーさんだって知ってる?
でね、こういった合併なんかがあるとMRさんにとって、いろいろと苦労やとんでもないお話が出てくるのね。今日はこの合併などについて、MRさんのまつわるお話をご紹介

先ず、これはまだネーヤがMRになったばかりのときに大先輩に聞いたとんでもないお話。その大先輩と言うのはネーヤの会社に他のメーカーさんから中途入社してきた方だったの。
それはまだバブル経済になる少し前のお話、その先輩はB薬品株式会社という外資系のメーカーに勤めていらっしゃったの。でね、そのB薬品なんだけど、製品は全て他社に販売移管して日本から撤退することが決まったのね。でもってその頃のMRは全て解雇。普通ならMRさん達は右往左往するはずなんだけど、その頃はどこの製薬メーカーもMR不足(ちなみにその頃はMRではなくて、プロパーと呼ばれていた時代)その大先輩はアチコチのメーカーさんから声が掛かったんだって!しかも時代はこれからバブル期に突入する目前、B薬品の都合で解雇ということもあって、1年分の年収+退職金上乗せ、退社の時には、ちょっとした高級車がキャッシュで買える位もらえたということ。しかも、撤退が発表されてから解雇になるまでの間、MRさんにとっては販売成績も関係ないから、経費は使いたい放題、中には仲のいいDrを誘いまくって毎晩接待、MRさんによってはDrを温泉旅行につれて行った強者もいたそうよ
まあ、ネーヤも大先輩から聞いたお話だからどこまでが本当かは分からないけどね。話半分だとしてもいい時代だったのかもね

で、次は悲しいお話。このブログでも出てくるGSKさんと言うメーカーさん。正式名称はグラクソ・スミスクライン株式会社と言うんだけど、この会社も合併を繰り返してきたのね。元はグラクソだったのが、ウェルカムと合併してグラクソ・ウェルカムとなり、その後スミスクライン・ビーチャムと合併して、現在のグラクソ・スミスクラインという名前になったのね。
で、何が可哀相かと言うと、グラクソ・ウェルカムとスミスクライン・ビーチャムが合併する前、スミスクライン・ビーチャムは主要品目にタガメットと言う胃潰瘍のお薬があったのね、そしてグラクソ・ウェルカムには主要品目にザンタックと言う同系統の胃潰瘍のお薬があったの。ちなみにこれは前回のブログにも出てるから、読み返してみるといいわよ
で、合併が決まったときに同じ会社に2つの競合品があるのはおかしいと言う事になって、タガメットは大日本住友製薬株式会社に販売移管になったの。そうなってくると困ったのがスミスクライン・ビーチャムの元MRさん。今までは・・・

ザンタックよりタガメットの方が優れています!!!

って、PRしていたけれども、合併になった時点で・・・

ザンタックの方がタガメットより優れています!!!

とPRしなくてはならなくなったわけね。元スミスクライン・ビーチャムに在籍していたMRさんに聞いたお話だけど、これはすごく屈辱的だったそうよ
しかも、この辺の事情を良く知るDrなんかは・・・

お前、昨日までタガメットの方が優れていると言ってたやないかい!
今日からザンタックの方が優れているとはどういうことやねん!!


いや、別に関西弁で言われたかどうかは知らないけど、さんざんからかわれたみたい

とまあ、合併なんかは悲喜こもごもと言うお話💦

でもって、エーザイのEさんにお話を戻すわね。
ネ「で、Eさんは合併したらどうなるの?」
E「私は、消化器領域専門のMRなのでEAファーマ株式会社になります・・・」
ネ「なるほど、子会社に移るという事なんだ・・・」
E「一応、味の素製薬のMRさんは味の素製薬がなくなりますので、全員EAファーマのMRと言う事になりますが、エーザイの消化器領域MRはEAファーマに出向と言う形となります。」
ネ「ああ、それならエーザイの社員のままなのねそれはなにより!」
E「でも・・・EAファーマへの出向は片道切符で、もう2度とエーザイには戻れないのではないかと言う噂が流れています・・・」
ネ「そ・そ・そっか、ま・ま・まあ、どちらでもMRのお仕事は変わらないからムニャムニャ・・・」

その後は、気まずいムードの中、Eさんはご退場。
うーん、Eさんからしてみれば、エーザイと言う看板に惚れて入社したのかもしれないし、かわいそうと言えばかわいそう

ちなみにエーザイさんの情報ですごいブッチャケ話を一つ。
このブログの読者の皆様でMRの方もいらっしゃると思うんだけど、入社初年度の夏のボーナスはどのくらいだった?5万円?10万円??20万円???
まあ、4月に入社して右も左も分からないペーペーなんかがもらえるボーナスなんてお小遣い程度だと思うけどね。もらえるだけいいわよね!
ちなみにネーヤは入社初年度の夏のボーナスは給与1か月分だったの、そのとき大学の同期でエーザイのMRになった人は、初年度夏のボーナスが68万円(推定給与3か月分)だったわ。今がどうなっているかは分からないけど、そうやって考えると、エーザイの社員のままでいたいんだろうなぁ〜💧


と、言った所で本日のブログはおしまい💨ちなみに今日はお叫び無しね‼ではでは✋






と思ったけど、お叫びが無いとつまらないと思った方々のために・・・

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posted by ネーヤ at 16:15| Comment(31) | TrackBack(0) | 営業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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