2021年06月02日

医薬品業界は上を下への大騒ぎヽ(*´∀`)ノ 完結編

と言ったところで、皆様前回のブログは読んできてくれたかな?

( ゚Д゚)ハァ?まだ??取り敢えずそれを読んでから今回のブログに来て頂戴!!!

じゃあ、一応前回のブログ内容をダイジェスト版でお伝えするわねヽ(*´∀`)ノ


日医工さんと小林化工さんが悪いことをしたので、その他製薬メーカーを始めとして、卸・薬局・処方医・患者様にまで迷惑をかけているヽ(`Д´)ノ


と、言うことなのね(笑)じゃあ、今回のブログはなぜ皆様に迷惑をかけているかを説明してくわねヽ(*´∀`)ノ

ああ、一応最初に言っておくけど、ネーヤは薬局薬剤師だから薬局に関しての苦労は十分わかるんだけど、その他に関しては(一応調べたけど)想像も入っちゃうから、それに関しては理解しておいてね💓
何か間違っていたりした場合は、コメントしてくれたらありがたいわ💋

じゃあ、早速行くわね⤴

みんなに迷惑かけているのだけど、その中でも最も迷惑が掛かっているのは・・・

1、患者様
これは当然で言うまでもないことだけどね💧
先ずね、患者様のほとんどは今回の件はよくわかってない場合が多いのよ。まあ説明を受けた方もいるでしょうけど、大体は医師や薬剤師から「今回からお薬が変更になります!」「お薬のメーカーが変更になります!」などと言われると思う。
こうなると、患者様の心理としては・・・

へ?体調は全然変わりないけど、私って病気が悪化したの??

なんて考えちゃう方もいるのね。まあ、メーカーが変更になるだけなら主成分は同じだし、効き目もかわりないんだけど患者様は病気に関してはナーバスになっている方も多いのね。このブログの初期のころにも書いたけど、全く同じお薬でも包装が違うだけでも効き目が違う!なんて大騒ぎしちゃう方もいるのね。
つまり今回の件では、お薬のメーカーが変われば見た目も変わっちゃうし、物によっては同じ成分のお薬の入荷がなくて、似たような成分に変更になっちゃうことも多いの。特に慢性疾患のお薬なんかの場合、何年も同じお薬を服用していることもあるからそれが変更になっただけで先程も言ったように不安になっちゃう患者様も多いのよ。
その上、今まで日医工さんや小林化工さんのお薬を服用していた患者様は・・・

え?ニュースでやっているお薬って今まで私が服用していたお薬と同じじゃん!!
ひょっとして、私にも健康被害が?!?


なんて考える患者様も多いと思うわ💦
一応言っておくけど、今現在で健康被害が出てない方は、大丈夫!確かにお薬に問題はあったけど、その殆どは製造過程に問題があったからなのね。今の所それで健康被害は出ていないし、問題を起こしたお薬も問題がありそうなお薬は全て回収したわ。だから、心配ではあると思うけど安心してね。

でね、一番の被害者は患者様であることは理解できたでしょ?まあ一つ間違えば健康被害が出ちゃうんだからね💦
ちなみに、患者様以外は健康被害が出ることはないんだけど、別な面で大迷惑を被っているのよ。じゃあ、次の被害者は・・・

2、病院・医院・処方医
これはね、そのお薬を選んだ(処方した)医療機関・医師ね。この処方医なんかは、患者様を診察して、その病態にあったお薬を選択してるのね。中にはそのお薬を選択するまでに、いろいろな検査や試行錯誤を繰り返してたどり着く場合もあるのね。でね、今回の件でそのお薬が違うメーカーでも用意できればいいけど、万が一同成分のお薬の流通が滞ってしまった場合、違う成分でのお薬を考えなければならないのね。そのお薬が今までと同じ効果を発揮してくれればいいけど、微妙に効果が違ってきちゃうことも多いと思うのよ。そうなると処方医は最初から、診察・検査などを全てやり直さなければならなくなっちゃうの。特にこのコロナ禍の現在、医療関係者は人でも足りないし、疲弊しているのね。その中で余計なお仕事が増えるわけだし、大変なことなのよ。
ちなみに、その検査費用なんかは保険が使われるわけだから、それはそれで保険に対して莫大な費用がかかることになるわね💧


では、その次に・・・
3、薬局・薬剤師
ここは、ネーヤが属しているところだからちょっと詳しく書かせてもらうわね。
薬剤師の場合、処方されたお薬が患者様にしっかり効いているか?服用による副作用が出ていないかどうかの確認は重要なお仕事!今回の件でお薬が変更になった場合は、その確認は今まで以上に気を使わなくてはならないのよ。
それと、せっかくだから実際にあったことを、ネーヤ得意(?)の会話形式にしてお送りするわねヽ(*´∀`)ノ

〈患者様編〉
ネ「○○さん、それじゃあお薬用意できました!あ、それで今回から今までとお薬が変わります。と言っても製造しているメーカーが変わるだけで、お薬の中身は同じですし、服用方法が変わるわけでもないのでそのまま続けてください。」
患「ん?何で変更になったの??今までのお薬で体調も良かったのに???」
ネ「えーっと、ニュースなんかでご存知かもしれませんが、ある製薬メーカーが製造過程において不備がございまして・・・業務停止になっているんです。その為違うメーカーに変更になっています。」
患「へー、でも今回のメーカーは大丈夫なの?」
ネ「あ、今回のメーカーは大手のメーカーですし、コンプライアンスを重視しているようなので大丈夫だと思います。」
患「ならいいけどね。」
ネ「はい、それではこのままお薬を続けてください!」

てな感じ。これだけ見るとそんな面倒じゃなさそうだけど、これはかなり端折って書いているのよ(^_^;)
実際は、患者様がもっと詳しく内容を聞きたがったり、不安になっているのをなだめたりするから、いつもの倍以上時間がかかっちゃうこともあるのね💧

〈発注編〉
ネーヤの薬局ではレセコンと連動させて在庫が出るようになっているのね。そして数字を設定しておくと、そこでレセコンから注意が出て発注する仕組み。ちなみに発注もレセコンで○○錠100錠包装2箱注文!とかできるの。
でね、ネーヤの薬局では発注を患者様が途切れたお昼休みと閉局間際の2回行うんだけど、発注を飛ばして卸に在庫がないと電話やFAXで連絡が来るのね。その時の会話がこんな感じ。
☎☎☎
ネ「はい、ネーヤ薬局でございます。」
A卸「こちらA卸でございます、いつもお世話になっております。さきほどご注文いただいたお薬で欠品のご連絡です。」
ネ「はい、なんでしょう?」
A「さきほどご注文いただいたうちの、Z錠5本のうち4本は本日の午後、1本は明日の便になってしまいます。それとY錠3本ご注文ですが、これは支店に在庫が無くて3本ともに明日、そしてX錠ですが、これはメーカーに発注しなければならないので来週月曜日になってしまいます。」
ネ「分かりました!それでお願い致します」
と、今まではこんな感じだったのね。ところが、今回の件で・・・
☎☎☎
ネ「はい、ネーヤ薬局でございます。」
A卸「こちらA卸でございます、いつもお世話になっております。さきほどご注文いただいたお薬で欠品のご連絡です。」
ネ「はい、なんでしょう?」
A「先ほど頂いたご注文のうちZ錠は日医工販売で、現在在庫が0となっており、販売開始の見込みが立っていない状態です。」
ネ「え?ああそっか、Z錠は日医工さんの他に沢井製薬さんや東和薬品さんもあるよね?どちらか在庫がある??」
A「東和薬品さんのものなら、在庫がございます。」
ネ「じゃあ、それを3本、日医工さんの方はキャンセルしておいて!」
A「かしこまりました、それでは午後便でお届けします。」
となったりするの。でも、まあこれは全然いい方、今は・・・
☎☎☎
ネ「はい、ネーヤ薬局でございます。」
A卸「こちらA卸でございます、いつもお世話になっております。さきほどご注文いただいたお薬で欠品のご連絡です。」
ネ「はい、なんでしょう?」
A「先ほど頂いたご注文のうちZ錠は日医工販売で、現在在庫が0となっており、販売開始の見込みが立っていない状態です。」
ネ「え?ああそっか、Z錠は日医工さんの他に沢井製薬さんや東和薬品さんもあるよね?どちらか在庫がある??」
A「申し訳ございません、日医工さんの煽りを受けまして、どちらも出荷規制が掛かっておりまして、新規の注文は受けられなくなっております。」
こうなってくると大騒ぎ💥先ずは、他の小さなメーカーでジェネリック品がないか確認したり、他の卸に電話をかけまくり在庫がないか確認したり、代理店があればそちらに電話してなんとか回してもらえないか確認したりするのね。こうなってくると、10分やそこらでは片付かないのよ(^_^;)投薬したりしながらだから、半日位潰れちゃうこともあるのね。
で、どうしてもそのお薬が都合が付かない場合は、同じような成分で代替えになりそうなものを探して、それを処方医に連絡して処方変更をお願いすることになるのね。それが次の処方医編

〈処方医編〉
ネ「先生、例の日医工の関連でZ錠が手に入りません。他のメーカーもあたってみましたが、出荷規制が掛かっており、お薬の用意ができない状態です。一応同種同効薬品ではY錠があります。(プリントアウトして用意した添付文書を渡しながら)これならZ錠と服用方法も同じですし、変更可能でしょうか?
処「まあ、ないならしょうがないね、じゃあY錠に変更しておいて」
とこんな感じ。門前の処方医ならこんな感じで済むし、開業医さんなら電話で話が通るんだけど、総合病院なんかになるとFAXを使ってやり取りしなくてはならない場合もあるのね。これはこれで大変。

あと、特殊な場合だけど、どうしても同じお薬でなくてはダメ!という場合は、近隣の薬局に電話をしまくって在庫を分けてもらったり、患者様自身にそちらの薬局に行ってもらうこともあるの。
どう?取り敢えず薬局や薬剤師の苦労は理解してもらえた??

じゃあ、次の被害者に行くわよ!次は・・・

4、卸・MS
お話が飛んで申し訳ないけど、現在日本のジェネリック使用率は8割くらいなのね。だからよほど特殊な事情がない限り、どこの薬局にもジェネリックは入っているのね。
で、先ほど薬局のところでも書いたように、発注や在庫状況の確認は卸に行くのよ。通常では在庫確認なんかは普通に回せると思うんだけど、今は非常事態。卸さんも頑張っているだろうけど、かなり疲弊してるわね。
それから、薬局が卸に在庫状況を確認した場合、出荷調整がかかっていたりすると「後で担当者から連絡入れます」なんてこともあるのね。
でね、前にMRさんが人員削減で人数が減っているというお話はブログで書いたけど、MSさんも同様なのね。MSさん一人でどのくらいの得意先があるかはわからないけど、10〜20軒なんてことはないと思うわよ。ネーヤが親しくしているMSさんは一人で100軒の得意先を持っていたわね。でもって、そのMSさんの得意先から、出荷規制の問い合わせがあったらどうなると思う?まあ、一気に問い合わせが来るとは思わないけど、それなりに重なったりするんじゃないかしら?ちなみに今は昔と違って、誰もが携帯電話を持っている時代。面会の時は携帯は車の中に置いていたりするけど、会社からの留守電や移動中の電話もめちゃくちゃ多いんじゃないかな?そして、中には得意先に携帯の番号を教えているMSさんもいるから・・・考えただけどパニックになりそうね💥

そして、最後は・・・

5、製薬メーカー・MR
ここも卸・MSとほぼ同じ。ただし問い合わせが得意先からではなく卸やMSさんからという違いね。(まあ、中には医院や薬局からの問い合わせもあるだろうけど)
それとMRさんの数。まあ、先発メーカーや大手のジェネリックメーカーならそれなりに人数がいるけど、そうでなければ都道府県で各一人、もっと少ないところになると複数県で一人なんて言うメーカーもあるのね。
ちなみに今回の件で最初は自社の販売量が増えて売り上げが上がる⤴なんて喜んでいたMRさんもいたみたいだけど、今は対応に追われてパニックになっているんじゃないかしら?
それから、先発メーカーもえらいことになっているところもあるわね。ジェネリック品の流通不足で仕方ないから先発品に戻した得意先もあるけど、その先発メーカーも製造キャパを超えてしまって出荷調整がかかってしまったところもあるの。
こうなってくると、患者様のお薬の変更を余儀なくされて・・・さらに変更になったお薬の製造キャパが超えて・・・なんていう負のスパイラルに陥ってしまうこともあり得るわね。


どうかな?現在医薬品業界が上を下への大騒ぎになっていることを分かってもらえたかな??
あ、あと更に言うとね。日医工さん、製造停止の品目が再び出てきて、全部で200品目を超えたわ💦
こうなってくると、まだまだ騒ぎは収まりそうにないわね💧

と言ったところで、本日のブログはおしまい💨
ではでは✋
posted by ネーヤ at 22:51| Comment(8) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

医薬品業界は上を下への大騒ぎヽ(*´∀`)ノ

さてと、久しぶりに更新するかな?

と言ったところで、今日のブログは以前のようにネーヤの薬局から始まる。本日いらしたのは、40代女性のKさん。高血圧や脂質異常症で数種類のお薬を服用中。

K「こんにちは♥はいこれ、処方箋とお薬手帳、今月初めてだから保険証も❗」
ネ「ありがとうございます(´▽`)、それではいつものお薬・・・だけじゃない!どうかしました??」

見ると、いつものお薬の処方の下には別のお薬の処方が。うーん、これってめまいのお薬だけど、お隣のDrがいつも使うお薬じゃないけど??

K「血圧とかは落ち着いているんだけど、めまいが時々あるのよ。以前、耳鼻科にかかったときに自律神経の乱れから来るめまいと言われて、お薬出してもらったの!今日はお隣の先生におねだりして同じお薬出してもらっちゃった🎵」

ちなみにその部分の処方はコチラ!

Rp)トフィソパム錠50mg「トーワ」  3錠
             分3毎食後 14日分(めまいが収まったら中止)

ネ「Kさん申し訳ない。今このお薬うちの薬局に在庫してなくて、取り寄せになっちゃうんですが💦」
K「あら、そうなの?取り寄せって言うと1週間くらいかかる??」
ネ「いや、そんなにかかりません。割にポピュラーなお薬だし、メーカーさんもメジャーなところだから明日には届くと思います。」
K「そうなんだ!取り敢えず今は落ち着いているから、明日の夕方に仕事終わってから取りに来るわね。5時くらいなら大丈夫??」
ネ「あ、それなら大丈夫です!何度も足を運んでもらってすいませんがよろしくお願いいたします。」
K「じゃあ、明日の夕方に来るからよろしくね✋」

そう言って、Kさんは出て行かれた。


と、ここでちょっとお薬の説明ね。先ずトフィソパム錠って言うのは自律神経の乱れや、更年期障害から来るめまいを改善するお薬。「トーワ」って言うのはメーカーの名前なんだけど末尾にメーカー名がついているのはジェネリック品なのね。ちなみにメーカーの正式名称は東和薬品。「トーワ」って言うのは屋号みたいなものね。どうでもいいけど先発品はグランダキシン錠って言うのね。


さてと、それじゃあ発注の電話するか!東和薬品さんならA卸ならだいたい揃っているわね💡

ネ「あ、A卸さんですか?こちらネーヤ薬局と申します、いつもお世話になっております。在庫の確認をお願いしたいのですが??」
A「はい、ネーヤ薬局様いつもお世話になっております。承ります。」
ネ「えーっと、東和薬品さんでトフィソパム錠50mg「トーワ」。最小包装は100錠ですよね?今発注したら午後の定期配送に間に合いますか?」
A「少々お待ちください。はい確かにこちらの商品の最小包装は100錠になります。ただ、この商品はメーカーから出荷規制が掛かっておりまして、取り敢えず担当者からすぐに連絡入れますので、電話を切って少々お待ちください。」
ネ「???はい、分かりました。」

取り敢えず、電話を切って待つこと数十分。うーん、担当者から連絡がないなぁ〜💧などと思っていたところ、A卸の担当者N君がご来局。そして隣には東和薬品の担当者O君が一緒に入ってきた⁉

N「お世話になります、先生先程は連絡ありがとうございました。すいませんトフィソパム錠ですが、出荷調整がかかっておりまして・・・ちょうど東和薬品さんのO君と連絡も取れましたので同行してもらいました。」
O「お世話になります。このところ日医工さんや小林化工さんさんの一件でバタバタしてしまって、なかなか顔が出せなくて申し訳ないです💦
そして、トフィソパム錠なんですがジェネリック品を作っているところが、うちと日医工さん、そして沢井さんの3社だけですので現在出荷調整がかかっておりまして、ご新規の得意先にはお断りしている状態でして・・・」

と、申し訳なさそうにするO君、そこにN君が言葉を続ける。

N「ネーヤ先生のところでは東和さんのジェネリック品をかなり採用してくださっているので、なんとか都合をつけたかったのですが、こればっかりは無理みたいで・・・一応、先発品のグランダキシン錠と、沢井さんのトフィソパム錠は1本づつ押さえておきましたが、どうしましょう?」
ネ「あ、沢井さんの方のトフィソパム錠は在庫あったのね!それじゃあ、そちらを1本午後の定期配送に回してもらえる?」
N「分かりました、回しておきます!」
O「本当に申し訳ありません、今回は新規ということで回せませんでしたが、既存の商品に関しましてはある程度確保してますので。」
ネ「まあ、仕方ないわよ💦また既存品で出荷調整がかかりそうなものがあったら早めに連絡くれる?」
N・O「はい、分かりました!今後ともよろしくお願いします!」

そう言って、お二人は頭を下げるとご退局。

と言ったところで、いつものようにながぁ〜いプロローグはここでおしまい💓

え?ここまでがプロローグ??本題に入っているんじゃなかったの???

と、叫んだ方々。あなた方はきっとネーヤのことをあまり理解できてないわね(笑)
ネーヤのブログの特色は無駄に長いお話!だからと言って、斜め読みとかすると、その無駄に長いお話の中に伏線が張ってある場合もあるから気をつけてね!ちなみに伏線なんか何もなくて、本当に無駄話のこともあるからね💓
え?なんで、そんなブログにするかですって??いつも言ってるでしょ(笑)


このブログはネーヤが書きたいことを書くブログなの!


それ以上でもそれ以下でもないからね(・∀・)ニヤニヤ

じゃあ、本題に入っていくわね。ネーヤのTwitterをフォローして見てくれている方なら分かると思うけど、最近「お薬が品薄状態!」っていうつぶやきをよく見るでしょ?
でね、こういったつぶやき、ネーヤだけでなく他の薬剤師さんなんかのつぶやきでもちょくちょく見かけるの!まあ、業界関係者ならよくわかっていると思うけど、関係者外の方はあまり良くわかってないでしょ?あ、ネーヤのブログを熟読してくださっている方々ならある程度は想像がつくかな?じゃあ、今回のブログはそれを一般の方々にわかりやすく解説するわね!

まあ、簡単に言っちゃうと・・・

日医工さんと小林化工さんが業務停止を食らっちゃっているから(^_^;)

3月4日に書いた「ジェネリック品は悪」(クリックするとそちらに飛ぶわよ!)で書いたけど、日医工さんは約1ヶ月、小林化工さんは約3ヶ月の営業停止処分を食らっちゃっているのね。
えーっと、ジェネリックメーカーって、めちゃくちゃたくさんあるし、たかが2社が数ヶ月業務停止食らったからってそんなに影響ないんじゃないの??
と思った方々。そうじゃないのよ!実際、現場では思いっきり混乱してるのね!!「事件は会議室で起こっているんじゃ・・・」いや、不謹慎だからくだらないジョークはやめておくわね(^_^;)

じゃあ、混乱している理由を一つづつ挙げていくわね。

1、不祥事を起こしたのが日医工さんだった事
一応、ジェネリック品を扱うのはたくさんのジェネリックメーカーや最近では先発メーカーでもジェネリック品を作っていたりするんだけど、日医工さんは日本では三大ジェネリックメーカーの一つなのね(あと二つは沢井薬品さんと東和薬品さん)。
一応、日医工さんの製品の中でも今回製造停止になっているのは富山工場で作っている商品だけなんだけど、それでももともとの製造量も多いし、中には日医工さんだけしか作っていないジェネリック品もあるのね。事実冒頭で出てきたトフィソパム錠は三社でしか作って医薬品でしょ?つまりその影響力は計り知れないの。あ、小林化工さんに関してはまた別な理由もあるからまた後で解説するわね!

じゃあ、次の理由。

2、問題になっているのが医薬品だという事
医薬品を使うのは当たり前なんだけど病気の人でしょ?まあ、コロナみたいに感染症なんかだったらどのくらいの人が病気になるかわからない部分もあるけど、現在使われているお薬に関しては患者数もある程度読めているし、使用するお薬の量もある程度読めるのよ。製薬メーカーさんも慈善事業団体ではなく、営利団体だからお薬の製造量も不測の事態(患者が急に増えたりとか)に備えてある程度多めに作っていたとしても、日医工さんの不祥事に関しては不測の事態を上回っちゃったわけね。
例を挙げると、例えば冒頭に出てきたトフィソパム錠。仮に1日に100万錠使用されているとするわよね?その100万錠を3社で製造してるわけなんだけど、仮に沢井製薬さんが40万錠、東和薬品さんと日医工さんが30万錠づつ販売していたとするでしょ?まあ、各社ともに不測の事態に備えて沢井製薬さんが50万錠、東和薬品さんと日医工さんが40万錠づつ製造してたとするわよね。ところがここで日医工さんの40万錠が製造できなくなってしまったのが今回の状態。もちろん、沢井製薬さん・東和薬品さん・日医工さんともにある程度の在庫は持っているだろうし、卸や病院・薬局にもある程度の在庫はあるけど、これで言うと、毎日10万錠づつ在庫が減っていくわけね(^_^;)一応、日医工さんの業務停止は1ヶ月だけど、この計算方法で行くと10日間で在庫が底をついちゃうわけね。あ、一応言っておくけどこの数字はいつものようにネーヤが考えた数字だから、実際は各メーカーさんもリスクヘッジを考えて、もう少し余裕があると思うわ。でもね、実際今の状況を考えるとそこまでの余裕はないのかもしれないわね(^_^;)

ここで・・・

え?じゃあ、他のメーカーさんが製造ラインとかを増やせばいいじゃん!!

と思った読者の方々。そんなに甘いもんじゃないのよ💧今回日医工さんや小林化工さんが問題になっているのは、製造方法を守らなかったというのもあるの。お薬の製法は厳密に決められていて、それを守らなかった場合は全てアウトなのね。例えば、お薬の原料Zを入れてから40度まで加熱してからYを加えると言うのをZとYを入れてから40度まで加熱したらそのお薬は全て使えなくなるの。
だから、製造ラインや製造量を増やすとなると、最初から厚労省に申請しなくてはならない場合があるのね。だからそんなに簡単に増やすなんていうことはできないの💥

それでは次に・・・

3、ジェネリックメーカーが周知されていないという事
先ず、業界に関係のない方に聞きたいんだけど、ジェネリックメーカーっていくつ知ってる?
沢井製薬、東和薬品さんは、TVCMをやっているから知ってるわよね。最近はニプロさんもCMしているから知っているかな?でも、他のジェネリックメーカーって知らないんじゃないかしら??
でね、一般の方がジェネリックメーカーを知らないのは仕方がないんだけど・・・医療関係者でもジェネリックメーカーに関して疎い人が多いのよ(^_^;)
まあ、ネーヤもあまり言えないけどこんなブログを書いているくらいだから、少しは詳しいのね。例えば薬剤師さんにとって有名なアムロジピン錠のジェネリック品を調べてみると・・・全部で20社以上あるのよね!この中にはネーヤですら「え?このメーカーって何??」っていうのもあるの。そのメーカー名をあげちゃうと問題になっちゃうから、下記にリンクしておいたからちょっと確認してみてね!

アムロジピン錠ジェネリック一覧

ちなみにこれは、いろいろな規格が入っているけど、5mg錠だけピックアップしても20社以上あるわよね。これにOD錠(口腔内崩壊錠)を入れたらさらに倍になるのよ。
何が言いたいかっていうと・・・薬剤師の中でもこのジェネリックメーカーを全て網羅できている薬剤師というのはかなり少ないから、日医工さんのお薬が販売停止になると、薬剤師もかなりパニクっちゃうのよ💦


そして、ここで先ほど出てきた小林化工さんの問題。えっとね・・・


小林化工さんは小林化工さんのお薬だけ作っているのではない!!!
前にも何回か説明したけど・・・ジェネリックの場合、○○錠「××」ってなっているのが殆どなのね。○○の部分は基本お薬の成分名で、××は発売のメーカー名なの。でね、この××の部分なんだけど、××はあくまでも発売メーカーで、そのお薬を作っているメーカーではないのね。
小林化工さんは自身でも発売はしているんだけど、お薬を製造して、他のメーカーに卸しているのもかなりあるのよ。で、今回の問題では小林化工さんがお薬の製造方法を守らなかったりしたから業務停止になったの。
つ・ま・り・・・他のメーカーさんに卸しているお薬も全て発売停止になったのね。だから販売していたメーカーさんもてんやわんやになっちゃったのね(^_^;)
で、これって今回の件があるまで知らない薬剤師さんも多かったの。つまり××がKN(小林化工の屋号)じゃないからウチは大丈夫!なんて甘く考えていた薬局も多かったのね。ところが、製造が小林化工だとわかった瞬間にパニックになった薬局も多かったと思うのよね(^_^;)


( `・ω・) ウーム…、好き勝手な事を書いていたらめっちゃ長くなっちゃったので、一旦ここで切るかな💧
取り敢えず、なぜパニックになったかは分かってもらえたかしら?

じゃあ、後編ではメーカーだけではなく、薬局の苦悩なんかも書くから楽しみにしててね!


と、言うことで本日はここまで✋ではでは💨
posted by ネーヤ at 00:11| Comment(0) | 営業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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