2021年03月31日

MRはどこへ消えた?


そう言えば最近MRを見ないなぁ〜


なんて思っている、医療関係者の皆様。今日はネーヤがその辺について解説しちゃうわよ☀


え?じゃあ私は医療関係者じゃないからこの辺で・・・💨


って、言いながら退出しようとしているそこのアナタ!
チョッチョッチョット待ちなさいよ💢
ネーヤが一般の方々をないがしろにするわけがないでしょ👊
ちゃんと素人の方々が読んでも面白い(多分💦)はずだから、見ていってちょうだい💓

と言ったところで、先ずはMRとは何かというところから・・・

あ、そのくらいなら知っているわよ!簡単に言うと、製薬メーカーの営業ということよね!!自分の会社の製品を医師や薬剤師なんかに売り込むのよね(´▽`)

はい、まずそこでアウト!それは昔のプロパーと呼ばれていた時代のお話ね(^_^;)
今は単純に自社の製品をPRすればいいというわけではないの。

じゃあ、もっと基礎中の基礎から説明してくわね。
MRというのは、medical representativeの頭文字をとってMR、日本語訳すると医薬情報担当者となるのね。
そのお仕事としては、お薬を正しく使ってもらうために、医師や薬剤師にお薬の有効性や安全性などの情報を伝え、また情報を収集することを目的として、決して自社のお薬を売り込むのを目的とするんじゃないの💦
でね、先ほどプロパーって言葉が出てきたでしょ?それはね、以前はMRって言葉ではなくプロパーって言われていたの。プロパーっていうのは、Propagandist(宣伝者)という言葉から略されて出てきた言葉ね!
ちなみにMRという言葉が作られたのは1993年、その後1997年からMR認定試験というのができたのね。ちなみにこのMR認定試験というのは薬剤師なんかの国家資格ではなく公益財団法人MR認定センターというところが認定する資格なの。だから、この資格が無いとMRができないわけではないけど、病院なんかではこの資格が無いと訪問禁止のところもあるし、製薬メーカーもこの資格が無いとMRとして働かせないから、殆どマストと言っても差し支えないわね。

でね、なんでMRができたかって言うと・・・あ、これは後から詳しく解説する部分が出てくるから、先に『なぜMRを見なくなったか?』という本題に入っていくわね💓

では、MRを見なくなった理由はネーヤとしては4つ挙げたいんだけど、まず最初に・・・

1、コロナ!

MRが医師や薬剤師と面会するのは薬局や診察室、大きな病院なんかだと医局でしょ?そうすると、密閉の中になるからまずいわよね!
中には部屋では面会禁止となっている官公立病院なんかもあって、医師が移動の時にその後ろをMRがついて回ったりもしたの。その際はその医師が影響力を持っている医師だと医師一人に対して何人ものMRが群がったりするの。それも人が密集になるからまずいわよね。
で、どうなったかというと、官公立なんかの病院はMRの訪問禁止にしたのね。それと同時に製薬メーカーも、訪問の自主規制も行い始めたの。どうしても用事があるときには、今ではzoomなんかを使って基本対面での面会はしなくなったのね。ちなみに、製薬メーカーの説明会や医師会や薬剤師会の勉強会なんかも最近ではリモートで行っていることも多いわねヽ(*´∀`)ノ

次に挙げられるのが・・・

2、製薬メーカーの人員削減!!

製薬メーカーが人員を減らし始めたのね。あ、これはお仕事を縮小とかではなくて、いろいろな面で効率化を図り始めたの!
元々製薬メーカーのMRっていうのは離職率や、転職率が激しい業界で、他メーカーからの引き抜きや、あまり言いたくはないけど・・・成績が悪いMRの肩たたきなんかもあったの。
でね、メーカーも効率化を図るといった意味で、自社のMRを減らして、定年を迎えたMRの再雇用や契約社員なんかを使い始めたのね。
そして、最近ではコントラクトMRなんていうのもあるのね。
コントラクトMR?って何??と思った方々。
これは、まあ平たく言えば契約社員みたいなものでMRのアウトソーシングなのね。普通の契約社員と違うのはコントラクトMRはCSO(Contract Sales Organizationの頭文字)と呼ばれる会社の社員なの。なので、アウトソーシングの内容によっては複数のメーカーに派遣されることもあるの。それだから、お仕事自体も効率化を図って、医師への面会も昔ほどは多くなくなったのねヽ(*´∀`)ノ

そして次に・・・

3、建値制の導入

今は、お薬を買うときにはスズケンやメディセオ、アルフレッサなんかの医薬品卸と呼ばれるところが決めるんだけど、昔は各製薬メーカーが値段を決めて、医師に売り込みをしていたの。ちなみにこれを使うと、「A卸なら15プロ引き、B卸なら5プロ引き」なんていうこともできてしまうのね。
ところが、1992年に建値制度が導入され、価格交渉は全て医薬品卸が行う事になって製薬メーカーは一切価格交渉には携わらなくなったのね!なので、薬価改正のときには価格交渉で訪問していた当時のプロパーも今のMRでは訪問しなくなったのも事実ヽ(*´∀`)ノ

そして最後に・・・

4、プロモーションコード!!!


プロモーションコードって?と思った方々。
ネットで検索すると『プロモーション・キャンペーンの対象者の方に特別に発行されるコード』って出てくるけど、ここではそれとは違うの(笑)飲食店なんかでドレスコードってあるでしょ?男性のお客様でノーネクタイはお断り!なんて言うのがそうよね。つまり服装規定の事を言うんだけど、MRの中にはプロモーションコードというのがあって、プロモーション活動(MR活動)を行う際に守らなくてはならない行動基準なの🚩


最初の方でなぜMRができたかというお話があったわよね?昔のプロパーと呼ばれていた時代には営業活動がめちゃくちゃだったの。
夜の繁華街に出れば何社かのプロパーや医師に出会うのは普通だし、医師の学会ともなればその医師だけでなく家族の分まで顎足持ちで、その医師が学会に出ている間は家族を観光名所に連れて行くなんていうのもあったし、贈り物もすごかったわね!お中元お歳暮は元より、医師やその家族の誕生日、その上クリスマスには医師の名前で従業員の皆様にクリスマスケーキのプレゼント!
ネーヤが知っている中では医師のピー家族を観光名所に連れて行くなんていうのもあったし、贈り物もすごかったわね!お中元お歳暮は元より、医師やその家族の誕生日、その上クリスマスには医師の名前で従業員の皆様にクリスマスケーキのプレゼント!
ネーヤが知っている中では医師のピー(自主規制)人💕のお誕生日に高級ワインをプレゼントなんていいうのもあったわ💦
ちなみに、昔『振り返れば奴がいる』っていうドラマがあったんだけど、その中で織田裕二さん演じる医師が同僚の医師に向かって、「お前だって欲しいものがあるだろ!TVとか!!メーカーの営業に言えばくれんだよ!!!」みたいなセリフがあったと思う。まあ、それが事実かどうかは別として、それを見たとき深くうなづいたMR経験者がいたわね(笑)
ちなみにぶっちゃけて言っちゃうと、プロパーと言われていたころは自分の担当病院の売り上げに対してその売り上げの○○%は経費として認められていたのよ。

でもって、製薬業界はそういった華美な接待や、贈り物はすべて禁止することにしたの。
その外にも、発売記念の粗品なんかも金銭授受に当たるということで取りやめ、ボールペンなんかの日常品にもお薬の名前を入れるのは禁止、そしてつい最近までは、勉強会なんかでお弁当なんかの差し入れは認められていたんだけど、それも禁止になったみたいね!まあ、コロナの影響で勉強会自体もリモートで行われているけどね(;^_^A
ついでに、年末年始のカレンダーも昔は患者様に配るくらいあったけど、今は作っているメーカーもないんじゃないかしら?

つまり、プロモーションコードはこういったのを規制するものなのね。このプロモーションコードができたのはMRと言う言葉を作ったのと同じ1993年。つまりこの頃から時代の流れは変わったわけね。


それではここからネーヤがクイズを出すわよ!医療関係者の皆様も一般の皆様も考えてね💓

某ジェネリックメーカーのMRのW君、とある開業医で新しく出た自社のジェネリック品を宣伝したの!それがコチラ!!

『先生!今度うちから出したジェネリック品です!ジェネリック品を出すメーカー数は10社を超えたために、先発品のA錠の薬価の40%となり、患者様の負担も軽くなります!またA錠は普通錠だけでしたが、うちでは普通錠に加えてOD錠も出します。普通錠ではA錠は直径7mmですが、うちのジェネリック品は5mmと小型化になり、非常に飲みやすいです!またOD錠はイチゴ味で非常に飲みやすくなっておりますので、こちらも小児の患者様も飲みやすくなっております。』



さて、ここで問題ですジャジャン(久しぶりの効果音)
ここで自社の宣伝をしたW君、この宣伝の仕方にはいくつかの問題点が含まれており、プロモーションコードに引っかかってしまいます。さて問題になるのはどこでしょう⁉


では、シンキングタイムの間、ネーヤのカラオケでお楽しみください♬
って、このブログの中に音を埋め込む機能はなかった💧
と、言ったところで、どこが問題か分かった?

それでは正解!
1、小型化になり非常に飲みやすい
2、イチゴ味で非常に飲みやすい
の2点です!!

その何がいけないの?事実で別にうそをついているわけじゃないじゃん!!

と思った方々。えっとね、ネーヤも皆様が考えるように思ったのよ。でもね、なぜプロモーションコードに引っかかるかと言うと・・・
1、小型化で飲みやすい!
2、イチゴ味で飲みやすい!
って、誰が決めたの?エビデンスとかないよね??それでは正しい情報を提供しているとは言えないよね???
と、言うことでこの宣伝はアウトー!💢

となるそうよ。え?誰も聞いてないから大丈夫じゃない??ですって???
ちなみに、製薬メーカーではそういった情報提供をした製薬メーカーやMRを見つけたりうわさを聞いた場合には会社に報告するように言われているそうよ。

で、ここから先は都市伝説みたいな噂になるんだけど、医師・薬剤師の中に日本製薬工業協会(通称、製薬協)から、このようなPRを受けた場合には製薬協に報告を依頼されている人間がいるらしい!と言われているわ💦

と言うことで、今日のまとめはホーのようにMRも変わっていかなくてはならない!ってことよっ!!


え?ホーって何のこと??と思った方はコメント欄で尋ねてちょうだい(笑)

それでは、本日はこれにておしまいっ💨ではでは
posted by ネーヤ at 20:49| Comment(0) | 営業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする